働く女性と保育園

働くことに危機意識

N612_ekinoho-muwoarukuoyako500女性の働き方も多様化してきている現在、昔のよう結婚をしたら仕事を辞めるという風潮は、なくなってきているように感じます。

社会的な問題や経済的な問題を抱えている日本では、ワーキングプアと呼ばれる世帯も増えるなど、女性の社会進出がどうこうと言っていた時代よりも、もっと働くということに危機意識があるように思えます。

働きたいという人も、もちろんたくさんいると思いますが、働かざるを得ないという状況の人も多いのでしょう。
少子化が進み、子どもをもっと生んでほしいと望まれている一方で、共働きでないと生活できないというような社会では、問題は深刻化するばかりで、解決の方向には、いまだ動き出していないように感じます。

そのような中で、経済的なこともあり、働き続けたいと希望して産休を取っていた人が、子どもを保育園に入所させることができなかったという理由で、最終的に退職せざるを得ないような状況もあったりもします。
この国は、女性にどうなってほしいのか……、施策がまったく見えないですよね。

自分の働き方を模索している最中

しかしそのような中で、大きなニュースになっていたのが「横浜市待機児童ゼロ!」という話です。
横浜市のような大きな市でそれをやり遂げたことは、他の市区町村にも良いモデルケースを示すことができたと言えるのではないでしょうか。
本気で少子化対策をして、女性に子どもを産み、その上でさらに働いてほしいと社会が望むのであれば、そのくらいのことは当然だと言ってしまいたいくらいです。

実際、子育てをしながらの仕事というのは、とても難しいものがあります。
ビジネスのシーンでは、仕事を優先しなくてはならないことは、女性だってわかっているのです。

しかし、ビジネスのシーンというのは、元々男性社会ですよね。
もちろん、会社にもよりますが、男性社会の長い歴史に比べたら、女性の社会進出なんてごく最近の話です。
女性のほうが、公平性を求めた結果だということも、あるかもしれません。

しかし、背景の違うもの同士に、同等のビジネスを求めるというのはやはり難しいことだと思います。
だからこそ、現在は多様な働き方があるのだとは思いますが、まだそのようなことが始まった過渡期なのだと感じてします。

これから50年、100年経てば、きっと今とは全然違う社会になっているのでしょう。
しかし、今を生きる私たちは、今の環境の中で生きていくしかありません。

保育園や制度への期待と変革を希望しつつ、自分の働き方を模索しているのが、今の女性たちだと思います。